最近デザイン本やPhotoshop関係の本を読み漁っております。今回は「人を動かす広告デザインの心理術」を読みました。とっても勉強になった本なので紹介します!
視認性・可読性だけじゃない
この本を読んで驚いたのは、今まで視認性や・可読性をひたすら意識してきたのですが、人は読みにくいフォントのほうが文書の内容をじっくり考えるそうです。メッセージについて慎重に検討してほしい場合に使える手法だそうです。このような心理を知っておくといつかどこかで使えるかもしれませんね。
見慣れた数字を使うと効果的
例えば、「Zinc」と「Zinc24」だとZinc24のほうがイメージが良くなる結果が出たそうです。その理由は、2と4の数字で脳が勝手に掛け算をして8という数字に結びつけているとのこと。これには驚き!何かタイトルや商品名などを決める際は見慣れた数字を付けた方が良いようです。
他人への投影
他人への「投影」をおこなう手法紹介では、実例として掲載することを許容したブランドは1つもなかったそうです。記載されているように実例画像を検索したら、ペプシとコカ・コーラの画像がヒット。
コカ・コーラに刺さるストローが刺さるのを嫌がっているような画像でかなり印象的でした。
ただこの手法は道義に反していると記載されています。確かに。デザイナーとして誰かを貶めるようなデザインはしたくないなと思いました。(ジョークであったとしても)
社会的証明の力
社会的証明の力を利用すると良いそうです。
人はどんな多数派の意見にも影響されやすいですが、自分と同類の人たちの集団や距離的に近い人たちには最も影響を受けやすい。お医者さんだったり専門家の顔写真とともにコメントを付けると説得力が増しますね。
若い人は特にこの手法の影響を受けやすいそうです。
2016年発行物
2016年出版の発行物なので、タバコについての例が多かったです。今は禁煙が進んでいるし電子タバコも普及していて少しタバコ事情が変わってきています。今現在でこの本をリニューアルするならばどんな例が多様されるか気になります。
科学的に広告を作る
「広告を科学的に評価することはできるだろう。だが広告を科学的に作ることはできない」
ジョン・ワナメイカー(マーケティングの先駆者)の言葉です。
しかし現在AIが進化を続ける中、以前よりもその可能性が高まっているのではないでしょうか?科学的に広告が作られる日もいつか来るかも?
まとめ
広告デザインと心理学は少なからず関係があることが分かりました。こういった心理学に基づいてデザインを考えられるとよりクライアントの問題解決に役立てるデザイナーになれると思いました。面白いので是非読んでみてください!

